クラス識別子 整数 [of | in 様々な値]

序数 クラス識別子 [of | in 様々な値]

[様々な値's] クラス識別子 整数

[様々な値's] 序数 クラス識別子

引数(Parameters)

クラス識別子指定するクラス
整数順番を示す数字
様々な値コンテナオブジェクトの参照
リスト,文字列のいずれか
序数順番を示す識別子など

解説(Note)

 順番を使った参照形式。
 整数に0を指定するとエラーとなる、負の数字を指定した場合は、末尾からオブジェクトを数える。
 「item index 4」のように、番号の前にindexという識別子をつける書式もあるようだが、何故か正常に動作しない。

 序数には、first / second / third / fourth / fifth / sixth / seventh / eighth / ninth / tenthの定数が使える。さらに整数+st / nd / rd / th という形式が使える。例えば「1st」とか「25th」と言った感じだ。「4rd」等と言う英語としては間違った使い方をすると、構文確認の際に正しい形(この場合「4th」)に修正される。
 さらに、frontが1(つまり最初)、last又はbackが-1(つまり一番最後)の項目を示す。

 指定できるオブジェクトが存在しない場合はエラーとなるので、慎重を期すならば、実行前にアプリケーションのexists命令を使い、オブジェクトがあることを調べておくか、tryブロックの中に置く必要がある。

 当リファレンスでは、オブジェクトの指定方法として、番号指定形式が使える場合、基本的に以下の参照も使えるので、「番号」とのみ書き、以下の指定方法は特に明記しない。
arbitrary(任意)
middle(中央)
range(範囲1)
range(範囲2)
relative(相対)

用例(Example)

  1. string -3 of {"α", 2, "γ", "δ"}
  2. tell application "Finder" to first item
  3. 5th word of "a b c d e"
※1,2,3 結果ウィンドウでResultを見て下さい。